技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

事例

「科学技術大国」中国の真実

[概要] 10年前の中国の科学技術や大学、企業の研究環境の実態などをまとめた本。 現在話題になっている、千人計画やコロナの発端と騒がれたウィルス研究所など、今読んでも当時の実態から現在への影響を考えることが出来面白い。 「科学技術大国」中国の真実…

技術経営の常識のウソ 

[概要] 海外の成功事例や学術成果をすぐに鵜呑みにする人も多いかもしれない。 しかし実際にそういったものを導入することの難しさやでデメリット、文化の違いなどによりいつも成功するわけではないという事を指摘した本。 技術経営の常識のウソ 新品価格¥2…

「所有」から「利用」へ

[概要] 1999年時点で、物事を所有する世の中から利用する世の中へ移り変わるという事を指摘した本。 インターネットが普及しシェアが当たり前になった現代ではこの考え方は当たり前であるが、当時これを見抜いていた慧眼は素晴らしいように思う。 「所有」か…

組織能力の経営論

[概要] ハーバードビジネスレビュ―に載った組織学に関する論文を集約したもの。 理論的なものが中心になっているものや、組織学の良い成功事例への考察、どのように高めるか、どのように評価するかといった内容が幅広くまとめてある。 組織能力の経営論 (Har…

日本のものづくり2.0 進化する現場力

[概要] 中韓が製造業の分野で頭角を現し始めた2008年ごろ、今後の日本の製造業はどうあるべきかということを書いた本。 組織、品質、技術伝承、ブランド価値という大まかに4つの視点と事例紹介という内容になっている。 日本のものづくり2.0?進化する現場力 …

パーソナルデータの衝撃――一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった

[概要] データを取得し、それをもとに確率を出したり最適な広告を紹介しる仕組みが一般的になっている。 そんな中で一人の人間の持つ情報の価値はいくらになるのか、どういう仕組みで情報から価値を産み出すビジネスが考えられているのかが紹介されている。 …

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

[概要] ニンテンドウの日米での活動をゲーム&ウォッチなどの初期から3DS発売まで歴史を追いながらまとめたもの。 情報源はネット情報が多いとのことであり、一部の年表や発言に裏どりが甘い面もあると思うが、文化的背景やおおまかな経緯を知れたのは良かっ…

クリーン&グリーン エネルギー革命―サステイナブルな低炭素社会の実現に向けて

[概要] 東日本大震災が起こる前、原発が起こる前に書かれたエネルギー問題に関してまとめた本。 当時は現在よりどうしても、原子力発電を進めることで火力発電を減らしエコにしようという声が多かった。 そんな時代に書かれた本であるので、現在よりも原発利…

日本の水ビジネス

[概要] 著名な水ビジネスに関しての説明と、産官連携で行う水ビジネスに関する指摘を記載している本。 書いてある通り、当時の時点でほとんど国外進出をしていなかった水ビジネスが国外に出るためには政府の後押しが必要であろう。 日本の水ビジネス 中古価…

組織変革のビジョン

[概要] 組織に関する研究とそれがどういった内容か、大まかなテーマごとにまとめてある本。 実際に例を挙げて書いてあり、 こういう場面に対する研究成果としてはこういう回答があった。 というような流れになっている。 組織変革のビジョン (光文社新書) 新…

「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために

[概要] 相反する決断にせまられたとき、どのように考えるべきか。 実際に事例をあげ、必要な考え方、哲学的な理論と共に解説している。 「決定的瞬間」の思考法?キャリアとリーダーシップを磨くために 中古価格¥3,203から(2020/8/30 16:26時点)

日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く

[概要] 競合他社と製品の同じ機能性や品質の向上で競うのではなく、新たな機能・体験を生み出すことで新たな顧客層(ブルーオーシャン)を開拓するための戦略などをまとめた本。 日本の事例を多く取り上げることで日本人に伝わりやすいように整えられてあるら…

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

[感想] 他の業種のビジネスモデルからヒントを得て、自分の業界に当てはめることで新たなビジネスを生み出すという一見簡単そうに見えて難しい、そういった事例を挙げている。 どう知識を得るか、どう活用するか、どういった課題がそこには存在するのかとい…

電子マネーがわかる

[概要] 約10年前の日本の電子マネー事情を中心に世界各国の電子マネー事情をまとめた本。 当時ですら日本の電子マネーの普及は世界と比べるとまだ甘いところがあったと感じられる。 一方で電子マネーの可能性もさまざまにあり、当時から新たな市場であったこ…

戦後世界経済史 自由と平等の視点から

[概要] 400ページほどの分量で、戦後からサブプライムローン問題までの期間の世界の経済の出来事をまとめている。 アジアや欧米に限らず、南米やアフリカの植民地からの独立なども述べられている。 偏った思想ではなく公平な視点で書かれているように感じる…

ザ・プロフェッショナル

[概要] プロフェッショナルの定義をもとにどういった姿勢で仕事に取り組むべきかを述べている本。 ロジカルシンキングの大切さや議論をする難しさなどを説明している。 ザ・プロフェッショナル 新品価格¥1,620から(2020/7/4 16:09時点)

「経済」で考える力がつく本―お金の流れを知れば仕事の急所が見えてくる

[概要] 当時のはやり言葉を並べた印象が強い。 大きな政府をやめて、NPOなど民間による自律的な公共政策という点の必要性は納得がいくが、定義があいまいだったり根拠が弱かったりするように感じる。 それでも所々に面白いトピックはあった。 「経済」で考え…

[新版]ドラッカーの実践経営哲学 ビジネスの基本がすべてわかる!

[概要] ドラッカーの著書からいくつかテーマごとに抜粋して解説した本。 比較的読みやすく、ドラッカーを読み始める前に知っておくのにちょうど良いように思う。 [新版]ドラッカーの実践経営哲学 ビジネスの基本がすべてわかる! (PHPビジネス新書) 新品価…

イノベーションの実践理論

[概要] SECIモデルや事業を行う場に着目して企業の事例を分析している。 事例のおかげで理論の意味が少し伝わりやすくなっているが、慣れないうちは理解が大変なように思う。 イノベーションの実践理論 (HAKUTO Management) 新品価格¥3,750から(2020/6/6 17…

新・日本の経営

[概要] アメリカ的な経営と比較し、日本的な経営を分析している。 日本的な経営の良さとして、共同体的な経営を挙げている。 具体的には、アメリカの経営層は多額の報酬を得るために解雇を積極的に行うが、日本ではそういったものは少なく 、報酬格差もさほ…

経験経済

[概要] 農業・工業・サービス業からさらに分岐し、経験を売る産業や変革を提供する産業について考察している。 顧客と共にした時間に対して請求するのが経験産業であり、顧客が実際に達成した成果に対して請求するのが変革産業である。 [新訳]経験経済 新品…

大逆転の経営

[概要] 事業を行う上でのリスクをいかに機会に転換するのかをを考える経営戦略の本。 各ストーリーの後に、それぞれどういった点に気を付けるべきかという項目が箇条書きされている。 大逆転の経営 新品価格¥3,200から(2020/5/11 09:50時点)

なぜ技術経営はうまくいかないのか―次世代の成長を生み出すマネジメント

[概要] 技術経営自体の否定ではなく、安易に答えを出す秘策として技術経営にすがることを否定している。 内容としては、経営者側はどうあるべきか技術者はどうあるべきかといったことや、目の前の技術だけでなく産業から考え新たな事業戦略の手を打っていく…

現代マーケティング―ICT時代の新しいコミュニケーション

[概要] 基本的なマーケティングのフレームワークやサービス業的視点からのオンライン上でのマーケティングの分析、オンラインを通じたマーケティングの実例などが載っている。 現代マーケティング?ICT時代の新しいコミュニケーション 新品価格¥3,520から(20…

マネジメント1 務め、責任、実践

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの第一部。 成果とは何か、そのために組織はどうあるべきかという事を中心に説いている。 翻訳者が違うため、普段よりも感じ方が違いかもしれない。 マネジメント1 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス…

なぜビジネス書は間違うのか

[概要] ハロー効果によって歪められた研究成果やビジネス書に対して警告を行っている本。 事例を知るというより、一つの考え方を提示してくれる本。 なぜビジネス書は間違うのか 中古価格¥1,482から(2020/4/19 08:58時点)

ソニー 失われた20年 内側から見た無能と希望

[概要] ソニーの経営陣を悪役とし、その経営手腕の批評をしている本。 半ば愚痴めいた書き方になっている。 経営陣からみたソニーの歴史以外にも、ところどころにある人生哲学のような内容に深みを感じる。 ソニー 失われた20年 内側から見た無能と希望 新品…

隠れた人材価値

[概要] 成功している企業がいかに人材の価値を引き出しているのかを検討するために複数の事例と共にまとめた本。 多くの事例では企業の価値観をきちんと伝えることによりうまくいっているように感じたが、それ以外の要因もあるのだろうかと考えてしまう。 隠…

ものづくり経営学―製造業を超える生産思想

[概要] 製品のアーキテクチャに着目して様々な業界について分析した本。 製造業だけではなく、サービス業も構造的に分析している。 内容は充実しているように思う。 ものづくり経営学?製造業を超える生産思想 (光文社新書) 新品価格¥1,320から(2020/3/29 14…

ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと

[概要] Twitterやブログなど、個人間のやりとりがネットを通して普及した社会において、それの有効活用について説いている本。 ソーシャルメディアでなくてもいいような内容も多い。 中身の半分以上が、事例としてソーシャルメディアに関する話である。 ソー…