技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

[概要] 1995年までの世相から、社会の変化を予期するためにこれまでの社会の変化を緻密に分析した一冊。 特に社会保障の在りかたについての記載は面白かった。 政治に期待している人がどれだけいるのかはわからないが、期待が裏切られくすぶる思いを言語化し…

ポスト資本主義社会―21世紀の組織と人間はどう変わるか

[概要] 1990年代当時の社会情勢から2020年ごろの将来の様子を推定して書かれた一冊。 ドラッカー自身は2020年ごろには変化はひと段落しているといった体で書いているが、果たしてどれほどその通りにおりになっているのかは不明である。 ポスト資本主義社会―2…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

[概要] 元コンサルをやっていた著者が、コンサルで使うフレームワークに依存して経営や人事を考えることがいかに危険かを、その実体験をもとにつづった一冊。 フレームワークの批判ではなく、考える事が大事であることを伝えてくる。 申し訳ない、御社をつぶ…

技術経営の考え方~MOTと開発ベンチャーの現場から~

[概要] 技術経営の本というよりか、著者の新規事業設立の際の問題点などを事例としてつづった本。 事例としては面白い。 技術経営で一度は目にする、技術の発達過程と障壁(死の谷など)の定番の図は問題ないが、著者の作った図があまりにも分かりにくい。 技…

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

[概要] 2000年前後に発表した論文を選んでまとめてある一冊。 これまでの社会の変化から、今後の変化を予測してあり、実際にその方向に社会が変化している節もあるように思う。 全く色あせていない内容であった。 日本に関する分析が多く、すべてに詳しいわ…