技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2021-01-01から1年間の記事一覧

実践する経営者―成果をあげる知恵と行動

[概要] ドラッカーの過去の寄稿文からテーマごとに抜粋した本。 各章が簡潔に書かれているため、非常に読みやすい。 組織に注目している内容が多い。 実践する経営者―成果をあげる知恵と行動 中古価格¥1から(2019/12/11 20:49時点)

ソニーの革命児たち―「プレイステーション」世界制覇を仕掛けた男たちの発想と行動

[概要] プレイステーションの誕生の陰にあったエピソードを紹介している。 メインの登場人物は久夛良木という方であるが、制作の指揮を執った人物が複数登場している。 開発以外にもマーケティングの話や任天堂との確執、組織内での調和などにも触れられてお…

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

[概要] 1995年までの世相から、社会の変化を予期するためにこれまでの社会の変化を緻密に分析した一冊。 特に社会保障の在りかたについての記載は面白かった。 政治に期待している人がどれだけいるのかはわからないが、期待が裏切られくすぶる思いを言語化し…

マネジメント・テキスト MOT[技術経営]入門

[概要] 組織論と技術アーキテクチャの話題を中心にまとめられている。 シャープは緊プロ制度で一時的に勢いがあったが、緊プロが終わり液晶に力が入り始めたころから不調になり始めている。 そう考えると緊プロは良い制度だったのかもしれない。 マネジメン…

起業学―事業はシンプルに考えよう

[概要] 起業するにあたって必要としていることがいくつか書いてある。 夢を持てば叶うというスタンスで基本的に書いてある。 起業といっても本人の満足次第でどこをゴールにもできるのであるが、抽象的過ぎる内容に見える。 起業学?事業はシンプルに考えよう…

隠れた人材価値

[概要] 成功している企業がいかに人材の価値を引き出しているのかを検討するために複数の事例と共にまとめた本。 多くの事例では企業の価値観をきちんと伝えることによりうまくいっているように感じたが、それ以外の要因もあるのだろうかと考えてしまう。 隠…

マネジメント 務め、責任、実践3

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの第3部。 マネージャーとしての資質を考える一冊である。 中間管理職などの層にはいいかもしれない。 マネジメント 務め、責任、実践3 (日経BPクラシックス) 新品価格¥2,640から(2021/9/23 15:23時点)

IoT時代のプラットフォーム競争戦略

[概要] IoT時代が来ることを想定し、過去のプラットフォーム戦略をから学びを得る事で備えようという内容。 理論が中心で、事例をもとに説の根拠を示している。 IoTについてはコラムとして全体の2%くらいしか書いていない。 IoT時代のプラットフォーム競争…

マネジメント 務め、責任、実践2

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの第2部。 成果とは何か、そのために組織はどうあるべきかという事を中心に説いている。 翻訳者が違うため、普段よりも感じ方が違いかもしれない。 マネジメント 務め、責任、実践2 (日経BPクラシックス)…

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」

[概要] 地球温暖化は世界のいたるところで影響を与えているが、その内容はさまざまである。 日本では単純に暑くなるということと、それに併せて生態系が変化していることなどが問題となっている。 一方海外では、海水面の変化や水ビジネス、雪解けとともに現…

ソフトウェア知的財産―法律から実務まで

[概要] 15年ほど前に書かれたソフトウェアの知的財産に関してどう取り扱っていくべきなのかという本。 基本的な特許の説明もあり、ソフトウェアの事例と比較しながら進めていく。 ソフトウェア知的財産?法律から実務まで 中古価格¥172から(2021/8/1 01:18時…

東亜全局の動揺―我が国是と日支露の関係満蒙の現状

[概要] 国際連盟を脱退したことで有名な松岡洋右が、当時の日本の外交を批判した本。 幣原外交と呼ばれる、対中への内政不干渉を全編に亘って批判している。 東亜全局の動揺?我が国是と日支露の関係満蒙の現状 新品価格¥1,145から(2021/7/22 20:49時点)

メイド イン ジャパン 驕りの代償

[概要] 2010年代初頭の日本の家電メーカーの不況期やトヨタの経営者交代について書いてある。 マスコミ出身の書き手だけあって、「成功していればその人の行動はすべてよし。そうでないなら人格や行動に問題がある。」 そのような書き口になっており、論理的…

財務諸表分析(第7版)

[概要] 貸借対照表や損益計算書などをはじめとする財務諸表からその企業の安全性や成長性などをいかに読み解くのかについてまとめられている本。 証券アナリストのテキストとも内容が被るということもあってか、ただただ各種の指標を見比べるというのではな…

技術経営論

[概要] 技術経営に関する基本的な内容がまんべんなく書かれている。 マネジメントに興味があるのならこれくらいのことは知っておいてもいいのかもしれない。 技術経営論 新品価格¥18,860から(2021/7/4 16:28時点)

イノベーションのジレンマ

[概要] 破壊的イノベーションが既存の市場を奪ってしまうことがある。 これは持続的イノベーションにより既存の市場で勝利していた大企業には大変な痛手である。 多くの破壊的イノベーションは新規企業やベンチャー企業によってもたらされている。 イノベー…

起業家

[概要] サイバーエージェントの藤田晋がいかにしてアメブロを立ち上げ普及させたのかを書いている自叙伝。 起業家 (幻冬舎文庫) 新品価格¥304から(2021/6/18 00:07時点)

ビッグチャンス 追い風の今、日本企業がやるべきこと

[概要] 村社会化している日本の組織文化から脱却し、国際的な対応が出来る企業になろうというのが一番の趣旨。 おおむね正しい内容が書いてあるが、それを成立せるために論理を崩しているように見えてしまう。 ビッグチャンス 追い風の今、日本企業がやるべ…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…

NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる

[概要] 全3部作あるうちの第3巻。 この本では過去の金融ショックの際にどういう人たちが破産したのか、取引所や政府はどう動いたのかがまとめてある。 NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる 中古価格¥61から(2021/6/13 20:33時点)

NHKスペシャル マネー革命〈第2巻〉金融工学の旗手たち

[概要] 全3部作あるうちの第2巻。 LTCMという、ノーベル賞受賞者などの選りすぐりの知識人を集めたファンドの設立までとその倒産までを中心にまとめている。 NHKスペシャル マネー革命〈第2巻〉金融工学の旗手たち 中古価格¥18から(2021/6/12 10:18時点)

NHKスペシャル マネー革命〈1〉巨大ヘッジファンドの攻防

[概要] 全3部作あるうちの第1巻。 この本では金融について学び始めた製作スタッフが金融に関する映画を紹介したり、専門家から話を聞きつつ当時の金融情勢について発信をしている。 著名な投資家達のインタビューも多く掲載されている。 NHKスペシャル マネ…

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))

[概要] テーマはマネジメントとなっている。 マネジメントは経営でも管理でもない。 ここでいうマネジメントの意味・目的は、知識社会において、組織内の個々の人間をいかに活かしながら外部(顧客)へ価値を与えるかということである。 つまり生産性を向上さ…

知識創造企業(新装版)

[概要] 有名なSECIモデル発表の後に出された本。25年の時を経て新装版になっている。 そのためモデルケースは古いものになっている。 アジャイル開発で使う言葉、スクラムはここから生まれたのである。 戦史に対する話は少し疑いがある。 知識創造企業(新装…

イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))

[概要] イノベーターの条件というタイトルながら、いかに経済的価値を得るか、マネジメントするかといった話はしていない。 基本的に歴史や政治体制の分析が描かれている。 そこから読み取れることは、時代の変革をイノベートするための条件である。 この本…

トヨタ流マネジメント力―最強企業「人づくり」の真髄

[概要] トヨタの人材マネジメントという風に書かれているが、実際に読んでいくとトヨタ流の生産管理等の話を背景に、どういう企業であるべきかという事を書いている。 つまり人材育成というよりも、いかに組織文化にトヨタ流のやり方を浸透させているのかが…

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

[概要] インターネットの発展を追っていく中で「名詞は動詞化する」という著者の気づきが明快にまとめられてある。 つまりこれまでは概念でしかなかったものが、インターネットを使って写像すると現象として現れ、社会に実際に影響しているということである…

サービス品質革命 「顧客とともに、CSを超えて」NECフィールディングの挑戦!

[概要] NECフィールディングという企業の取り組みを通じて顧客満足とは何であるのかを考え、紹介している本。 この本ではサービスとは何かを再定義しようとしている。 サービス品質革命 「顧客とともに、CSを超えて」NECフィールディングの挑戦! 新品価格¥…

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

[概要] コンテナはどのように生まれて広がっていったのかが詳細に書いてある本。 コンテナを商業的に普及させたマクリーンの行動を中心に、海上輸送産業全体の動きが記載してある。 コンテナが普及したことにより世間にどういう影響が起きたのかを、様々な立…

競争戦略論〈2〉

[概要] 1巻と比べて、物理的な立ち位置に重きが置かれている。 それらをこの本ではクラスターと呼び、地域内での価値連鎖などについて論じている。 競争戦略論〈2〉 新品価格¥3,899から(2021/3/28 20:32時点)