技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

理論

マッキンゼー 現代の経営戦略 2014年新装版

[概要] 1980年代のマッキンゼーでの経営戦略がまとまっている本。 今となっては古臭いかもしれないが、原点に返って物事を考えるにはちょうどいいかもしれない。 そしてどれだけの企業が、古臭い方法であれ戦略的に行えているのかということを考えるのも面白…

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

[概要] 経営学の中では古典的な内容としてポーターのフレームワークなどが定番となっている。 これらは数十年前に開発されたものであり、それ以降経営学として定番な研究は多くない。 この本は、ポーター以降の経営学の著名な発見をまとめて紹介してくれてい…

標準MOTガイド

[概要] MOTを軸に、経営や技術に関係のあるテーマを広く浅く取り扱った本。 技術系よりもマネジメントや組織論の方面への記載が多い。 ページの問題で仕方はないが、もう少し深く聞きたい内容も散見された。 標準MOTガイド 中古価格¥1から(2023/5/6 10:13時…

マネジメント[エッセンシャル版]

[概要] ドラッカーのマネジメント4冊組の中から重要な内容を凝縮した1冊。 ページ数もずいぶん少なくなっているためかなり読みやすい。 マネジメント[エッセンシャル版] 新品価格¥1,584から(2022/2/13 23:42時点)

MOT ベンチャーと技術経営 (MOTテキスト・シリーズ)

[概要] 前半は2000年代までの起業に関する法案や社会的な潮流をまとめたもの。 後半は実際の起業やカーブアウト事例に関して複数のケースがまとまっている。 過去の事例や歴史的背景を知るにはいいかもしれない。 MOT ベンチャーと技術経営 (MOTテキスト・シ…

いまこそ出番 日本型技術経営―現場の知恵は企業の宝

[概要] 事例としては面白いが、理屈としてどうなんだろう と思うような理論が出ていたりする。 その多くは現場での顧客との出来事、作業員の意見は大事であり、ここにカイゼンの可能性が秘められている。 といった内容になっている。 いまこそ出番 日本型技…

富の未来 下巻

[概要] 富の未来の下巻。 文化の変遷、貧困問題と産業の波、先進国の動きについてまとめてある。 予測されていた未来と近い現実もあるため納得のいく部分はが多い。 富の未来 下巻 新品価格¥1,795から(2020/3/19 17:33時点)

富の未来 上巻

[概要] ドラッカーのように、これまでの人類の変化から今後の進みゆく道を指摘している。 生産過程の同時性による問題や、今では当たり前な生産消費者の話題がこの本の中心になっている。 富の未来 上巻 新品価格¥1,330から(2020/3/5 18:32時点)

マネジメント 務め、責任、実践4

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの最終部。 経営層としてあるべき姿や、企業の成長や多角化をテーマとした一冊である。 マネジメント 務め、責任、実践4 (日経BPクラシックス) 新品価格¥2,640から(2022/5/23 00:19時点)

マネジメント・テキスト MOT[技術経営]入門

[概要] 組織論と技術アーキテクチャの話題を中心にまとめられている。 シャープは緊プロ制度で一時的に勢いがあったが、緊プロが終わり液晶に力が入り始めたころから不調になり始めている。 そう考えると緊プロは良い制度だったのかもしれない。 マネジメン…

マネジメント 務め、責任、実践3

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの第3部。 マネージャーとしての資質を考える一冊である。 中間管理職などの層にはいいかもしれない。 マネジメント 務め、責任、実践3 (日経BPクラシックス) 新品価格¥2,640から(2021/9/23 15:23時点)

IoT時代のプラットフォーム競争戦略

[概要] IoT時代が来ることを想定し、過去のプラットフォーム戦略をから学びを得る事で備えようという内容。 理論が中心で、事例をもとに説の根拠を示している。 IoTについてはコラムとして全体の2%くらいしか書いていない。 IoT時代のプラットフォーム競争…

財務諸表分析(第7版)

[概要] 貸借対照表や損益計算書などをはじめとする財務諸表からその企業の安全性や成長性などをいかに読み解くのかについてまとめられている本。 証券アナリストのテキストとも内容が被るということもあってか、ただただ各種の指標を見比べるというのではな…

技術経営論

[概要] 技術経営に関する基本的な内容がまんべんなく書かれている。 マネジメントに興味があるのならこれくらいのことは知っておいてもいいのかもしれない。 技術経営論 新品価格¥18,860から(2021/7/4 16:28時点)

イノベーションのジレンマ

[概要] 破壊的イノベーションが既存の市場を奪ってしまうことがある。 これは持続的イノベーションにより既存の市場で勝利していた大企業には大変な痛手である。 多くの破壊的イノベーションは新規企業やベンチャー企業によってもたらされている。 イノベー…

知識創造企業(新装版)

[概要] 有名なSECIモデル発表の後に出された本。25年の時を経て新装版になっている。 そのためモデルケースは古いものになっている。 アジャイル開発で使う言葉、スクラムはここから生まれたのである。 戦史に対する話は少し疑いがある。 知識創造企業(新装…

イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))

[概要] イノベーターの条件というタイトルながら、いかに経済的価値を得るか、マネジメントするかといった話はしていない。 基本的に歴史や政治体制の分析が描かれている。 そこから読み取れることは、時代の変革をイノベートするための条件である。 この本…

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

[概要] インターネットの発展を追っていく中で「名詞は動詞化する」という著者の気づきが明快にまとめられてある。 つまりこれまでは概念でしかなかったものが、インターネットを使って写像すると現象として現れ、社会に実際に影響しているということである…

競争戦略論〈2〉

[概要] 1巻と比べて、物理的な立ち位置に重きが置かれている。 それらをこの本ではクラスターと呼び、地域内での価値連鎖などについて論じている。 競争戦略論〈2〉 新品価格¥3,899から(2021/3/28 20:32時点)

競争戦略論〈1〉

[概要] 競争戦略の論文で有名なマイケルポーターの著書の翻訳版。 この本では企業が業界内、産業内でどういう立ち位置でいることが必要であるのかという事を中心に説明している。 競争戦略論〈1〉 新品価格¥3,933から(2021/3/22 00:01時点)

イノベーションと企業家精神

[概要] ドラッカーの書いた数ある名著の一つ。 イノベーションの七つの機会や企業家に必要となるマネジメント、戦略、心構えについて記載してある。 久しぶりに読んだが、改めて内容の濃さを感じた。 イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) 新品価…

都市の再生を考える〈第4巻〉都市経済と産業再生

[概要] 都市再生というテーマで職住分離から水俣地域の環境再生、京都の文化など幅広く扱っていた。 これからテレワークにより、住み方と働き方が変化するように思う。過去の変化を知っておくのは面白いように思う。 岩波講座 都市の再生を考える〈第4巻〉都…

技術者のためのマネジメント入門―生きたMOTのすべて

[概要] 入門とタイトルにある通り、MoT的には入門的な内容である。 ただもう一回り簡単な内容の本を読んでからのほうが理解ははかどるかも知れない。 内容はMoTとは何かという話から、組織論、知財、マーケティングなど基本的な内容をおさえているように思う…

勝ち残るためのM&A戦略 技術過信が製造業の危機を呼ぶ!

[概要] M&Aというテーマで知的財産の話や会計的な話、実際の事例など幅広く記載している。 大事なことは、M&Aは一つの手段であり自社技術の立ち位置を把握し、必要な投資を行える体制を築くことである。 勝ち残るためのM&A戦略 技術過信が製造業の危機を呼ぶ…

ビジネスモデルイノベーション―知を価値に転換する賢慮の戦略論

[概要] ビジネスモデルというテーマに対して、組織論やデザイン思考などの多くの点から述べている本。 個人的にはシンガポール政府で実施されている制度が興味深かった。 ビジネスモデルイノベーション?知を価値に転換する賢慮の戦略論 新品価格¥2,380から(…

イノベーションの相互浸透モデル―企業は科学といかに関係するか

[概要] 産業と学術という大まかな流れの中で各自の論文を寄せ集めた形である。 産業界と学会の在り方、関係性を考えることで日本の産業の後退を解き明かすことを目的としている。 実際産学連携の流れやオープンイノベーションの流れは日本にも浸透してきてお…

ビジネスモデルの教科書―経営戦略を見る目と考える力を養う

[概要] 今世の中にある有名なビジネスモデルを列挙し、その特徴や欠点をまとめ上げた一冊。 ビジネスモデルという言い方を変えるなら、「どういう方法で収益を上げるよう工夫しているのか」とでもなろうか。 ビジネスモデルキャンパスというフレームワークに…

「価格革命」のマクロ経済学―流通構造変革の実証分析

[概要] 20年以上前に書かれた流通形態やそのマージンなどをマクロ的な視点からとらえた本。 いくつか数式を用いた論理的な部分があり、そこが読みにかもしれない。 また今では名前が変わったり項目が変わったりしているような政府統計も多くあると思われる。…

技術経営の常識のウソ 

[概要] 海外の成功事例や学術成果をすぐに鵜呑みにする人も多いかもしれない。 しかし実際にそういったものを導入することの難しさやでデメリット、文化の違いなどによりいつも成功するわけではないという事を指摘した本。 技術経営の常識のウソ 新品価格¥2…

組織能力の経営論

[概要] ハーバードビジネスレビュ―に載った組織学に関する論文を集約したもの。 理論的なものが中心になっているものや、組織学の良い成功事例への考察、どのように高めるか、どのように評価するかといった内容が幅広くまとめてある。 組織能力の経営論 (Har…