技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

エッセイ

賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。

[概要] 具体化と抽象化、その中での思考の往復ができるようになれば賢くなれるという考えのもの書かれた本。 前半は解説的になっているので、きちんと読み始めるのは後半からでも良さそう。 賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。 新品価格¥1,600…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

[概要] 元コンサルをやっていた著者が、コンサルで使うフレームワークに依存して経営や人事を考えることがいかに危険かを、その実体験をもとにつづった一冊。 フレームワークの批判ではなく、考える事が大事であることを伝えてくる。 申し訳ない、御社をつぶ…

MOTの経営学

[概要] 俯瞰経営学というストーリーラインのもとに本を書いているが、これまでの企業分析と何が違うのかが全く不明。 MOT要素もほとんどなく、事例もないためタイトルから期待するような学びを得にくい。 MOTの経営学 中古価格¥320から(2022/7/19 00:22時点)

起業学―事業はシンプルに考えよう

[概要] 起業するにあたって必要としていることがいくつか書いてある。 夢を持てば叶うというスタンスで基本的に書いてある。 起業といっても本人の満足次第でどこをゴールにもできるのであるが、抽象的過ぎる内容に見える。 起業学?事業はシンプルに考えよう…

東亜全局の動揺―我が国是と日支露の関係満蒙の現状

[概要] 国際連盟を脱退したことで有名な松岡洋右が、当時の日本の外交を批判した本。 幣原外交と呼ばれる、対中への内政不干渉を全編に亘って批判している。 東亜全局の動揺?我が国是と日支露の関係満蒙の現状 新品価格¥1,145から(2021/7/22 20:49時点)

メイド イン ジャパン 驕りの代償

[概要] 2010年代初頭の日本の家電メーカーの不況期やトヨタの経営者交代について書いてある。 マスコミ出身の書き手だけあって、「成功していればその人の行動はすべてよし。そうでないなら人格や行動に問題がある。」 そのような書き口になっており、論理的…

起業家

[概要] サイバーエージェントの藤田晋がいかにしてアメブロを立ち上げ普及させたのかを書いている自叙伝。 起業家 (幻冬舎文庫) 新品価格¥304から(2021/6/18 00:07時点)

ホンダの価値観 ――原点から守り続けるDNA

[概要] ホンダOBであり、主に海外での事業開発を行っていた筆者のエッセイ的なホンダ紹介本。 筆者個人の経験から見えるホンダの企業文化像が主であり、創業者の本田宗一郎とのエピソードもちりばめられている。 ホンダの価値観 ??原点から守り続けるDNA …

シリコンバレー・アドベンチャー―ザ・起業物語

[概要] スマホの祖先はPDAだと思うが、PDAのさらに一世代前、Windows95の発売前にタブレット上のパソコンを開発しようとしベンチャーを立ち上げた人物の手記。 当時の様子を克明に記してあり、いかにベンチャーで成功するのが大変かという事が手に取るように…

「科学技術大国」中国の真実

[概要] 10年前の中国の科学技術や大学、企業の研究環境の実態などをまとめた本。 現在話題になっている、千人計画やコロナの発端と騒がれたウィルス研究所など、今読んでも当時の実態から現在への影響を考えることが出来面白い。 「科学技術大国」中国の真実…

「所有」から「利用」へ

[概要] 1999年時点で、物事を所有する世の中から利用する世の中へ移り変わるという事を指摘した本。 インターネットが普及しシェアが当たり前になった現代ではこの考え方は当たり前であるが、当時これを見抜いていた慧眼は素晴らしいように思う。 「所有」か…

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

[概要] シリコンバレーの著名人の発言に対して、各人のエピソードや自身の経験から解説を行っている本。 実際にシリコンバレーでの成功者の考えが伝わるが、いい話で終わってしまいそうな内容も多い。 ウェブ時代 5つの定理?この言葉が未来を切り開く! 新品…

ソニー、パナソニックが束になってもかなわない サムスンの最強マネジメント

[概要] マネジメントの本ではなく、人事の紹介本。 ときおり自分の経験談が入っているが不必要に感じる。 マネジメントの施策も成功理由との整合性として納得が難しい点が多い。 ソニー、パナソニックが束になってもかなわない サムスンの最強マネジメント …

ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略

[概要] 時間外労働などの話ではなく、人材育成ややりがいのある職場をホワイト企業ととらえ、どのように職場を変えていくべきかを書いた本。 ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略 (PHP新書) 新品価格¥880から(2020/8/15 19:10時点)

グローバルスタンダードと日本の「ものさし」―責任の取り方に見る文化の異相

[概要] 欧米的なものの考え方と日本のものの考え方の違いを述べ、日本人がどういう心持で過ごすべきかを説いている本。 日本の戦後処理に関して、ここが悪かったという点も述べている。 グローバルスタンダードと日本の「ものさし」?責任の取り方に見る文化…

ザ・プロフェッショナル

[概要] プロフェッショナルの定義をもとにどういった姿勢で仕事に取り組むべきかを述べている本。 ロジカルシンキングの大切さや議論をする難しさなどを説明している。 ザ・プロフェッショナル 新品価格¥1,620から(2020/7/4 16:09時点)

「経済」で考える力がつく本―お金の流れを知れば仕事の急所が見えてくる

[概要] 当時のはやり言葉を並べた印象が強い。 大きな政府をやめて、NPOなど民間による自律的な公共政策という点の必要性は納得がいくが、定義があいまいだったり根拠が弱かったりするように感じる。 それでも所々に面白いトピックはあった。 「経済」で考え…

ソニー 破壊者の系譜 ―超優良企業が10年で潰れるとき

[概要] ソニーについての話は基本的に経営層批判である。 残りは経営論的な部分が多いが、なかなか伝わりにくい内容であると感じる。 作中に同様の形式の図を用いていくつかの種類の理論展開をしているが、理解が難しいところがある。 ソニー 破壊者の系譜 ?…

幸運と不運には法則がある

[概要] 心の持ち方やコツコツ積み上げる心構えがないと幸運はつかめないという内容。 成功した経営者たちのエピソードが多い。 推敲されていないのか、’である’調と’ですます’調が混じった文章になっており、時折読みにくい。 幸運と不運には法則がある (講…

ビジネス難問の解き方―壁を突破する思考

[概要] 問題を解決するには根拠のない空想や理屈の並べ立てだけではなく、現場現物主義になるべきであるという事を説いている。 それになぞらえた著者の経験や考えをまとめてある。 問題の解決方法ではなく考え方のスタンスについての本である。 ビジネス難…

アップルとシリコンバレーで学んだ賢者の起業術

[概要] アップル製品の販売に携わっていた日系アメリカ人の著作。 起業やビジネスについて幅広く取り扱ている。 ヒト・モノ・カネ・技術を全て取り扱っているが、それらをみな筆者の視点で分析している。 アップルとシリコンバレーで学んだ賢者の起業術 新品…

ソニー 失われた20年 内側から見た無能と希望

[概要] ソニーの経営陣を悪役とし、その経営手腕の批評をしている本。 半ば愚痴めいた書き方になっている。 経営陣からみたソニーの歴史以外にも、ところどころにある人生哲学のような内容に深みを感じる。 ソニー 失われた20年 内側から見た無能と希望 新品…

現代語訳 論語と算盤

[概要] 渋沢栄一の論語と算盤を現代語訳した一冊。 論語の内容を用いて生き方を諭してくれているような内容であるように思う。 現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書) 新品価格¥886から(2020/4/9 09:38時点)

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記

[概要] 東芝で半導体製造をしていた方が、学生時代から大学教員になるまでを振り返った本。 全ての時代の振り返りをまんべんなくしている印象。 世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書) 新品価格¥407から(2020/3/20 17:57時点)

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

[概要] 元コンサルをやっていた著者が、コンサルで使うフレームワークに依存して経営や人事を考えることがいかに危険かを、その実体験をもとにつづった一冊。 フレームワークの批判ではなく、考える事が大事であることを伝えてくる。 申し訳ない、御社をつぶ…

技術経営の考え方~MOTと開発ベンチャーの現場から~

[概要] 技術経営の本というよりか、著者の新規事業設立の際の問題点などを事例としてつづった本。 事例としては面白い。 技術経営で一度は目にする、技術の発達過程と障壁(死の谷など)の定番の図は問題ないが、著者の作った図があまりにも分かりにくい。 技…

経営センスの論理 (新潮新書)

[概要] 実際に経営で成功するには、単純に理論を構築するだけではいけない。 理論で導き出せるのはせいぜい一般的な解までであり、そこにオリジナリティをつけて競合との差異をつけることで価値を見出す必要がある。 その差異は理論を学ぶだけでは得ることの…

正しい本の読み方

[概要] 本を読むにあたっての姿勢や考え方を知れる本。 ただ活字を追って理解した気になるよりも、どうせならいろんな本の著者を頭の中に住まわせるくらい理解をしたいと思う。 テクニックではなくあくまでも心の姿勢の話。 正しい本の読み方 (講談社現代新…

「理工系離れ」が経済力を奪う

[概要] 著者の過ごしてきた1960年代から2000年代までの間の理工系の葛藤が書かれている本。 エッセイ的であり、大学内の事情についても事細かに書かれているのが面白い。 「理工系離れ」が経済力を奪う 日経プレミアシリーズ 新品価格¥918から(2019/4/20 17…