技術経営卒の書庫

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世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記

[概要]

東芝半導体製造をしていた方が、学生時代から大学教員になるまでを振り返った本。

全ての時代の振り返りをまんべんなくしている印象。

 

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)

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[感想]

筆者は事業規模拡大のマネジメントの違いを経験しており、実際にMBAで企業規模のマネジメントの違いについて学んでいる。

この本でもその違いについて言及してほしかった。

また別の事業に失敗した人が人事異動で上司になり、そのまま役に立たない上司が自分の上に居続けるというのが当たり前のように横行しているのを見て、日本の年功序列という組織体制の悪さを改めて感じた。

この話の中ではその失敗経験が現事業部に役に立ってないようであり、安易な人事の難しさと年功序列の悪さを感じた。

また産学連携の当事者目線の話は説得力があった。

機密情報ばかりで産学連携が進めにくいという事が分かった。

企業と大学の歩幅の違いも影響しているのかもしれない。