技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

パーソナルデータの衝撃――一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった

[概要] データを取得し、それをもとに確率を出したり最適な広告を紹介しる仕組みが一般的になっている。 そんな中で一人の人間の持つ情報の価値はいくらになるのか、どういう仕組みで情報から価値を産み出すビジネスが考えられているのかが紹介されている。 …

デファクト・スタンダードの経営戦略: 規格競争でどう利益を上げるか

[概要] 20年以上前に出版された本なので内容は古いものの。AV機器などを中心にどのようにデファクトスタンダードを獲得していったかを書いている本。 デファクト・スタンダードの経営戦略: 規格競争でどう利益を上げるか (中公新書 1493) 中古価格¥188から(…

マッキンゼー 現代の経営戦略 2014年新装版

[概要] 1980年代のマッキンゼーでの経営戦略がまとまっている本。 今となっては古臭いかもしれないが、原点に返って物事を考えるにはちょうどいいかもしれない。 そしてどれだけの企業が、古臭い方法であれ戦略的に行えているのかということを考えるのも面白…

企業を高めるブランド戦略

[概要] ブランドとは何かというところから始まり、事例や分析方法、ポジショニングまで細かく書いてある一冊。 抽象的なことも細かく説明されているため、初心者にも読みやすいように思う。 企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書) 新品価格¥836から(20…

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

[概要] 経営学の中では古典的な内容としてポーターのフレームワークなどが定番となっている。 これらは数十年前に開発されたものであり、それ以降経営学として定番な研究は多くない。 この本は、ポーター以降の経営学の著名な発見をまとめて紹介してくれてい…

エンジニアが学ぶ会計システムの「知識」と「技術」

[概要] 会計システムを開発するにあたって、エンジニアが知っておいたほうが良い情報がまとめてある一冊。 会計の知識の基本を説明した後、会計システムのインプット/アウトプット情報や要件定義から開発、保守の一連の流れを説明している。 エンジニアが学…

人口成長と経済発展: 少子高齢化と人口爆発の共存

[概要] 人口成長と経済発展について、過去の論文をいくつかのテーマごとにまとめた一冊。 日本の少子高齢化についても20年以上前から議論しているようだが、その結果は発揮できていないように思う。 人口成長と経済発展: 少子高齢化と人口爆発の共存 新品価…

賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。

[概要] 具体化と抽象化、その中での思考の往復ができるようになれば賢くなれるという考えのもの書かれた本。 前半は解説的になっているので、きちんと読み始めるのは後半からでも良さそう。 賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。 新品価格¥1,600…

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

[概要] ニンテンドウの日米での活動をゲーム&ウォッチなどの初期から3DS発売まで歴史を追いながらまとめたもの。 情報源はネット情報が多いとのことであり、一部の年表や発言に裏どりが甘い面もあると思うが、文化的背景やおおまかな経緯を知れたのは良かっ…

【新版】財務3表一体理解法 [発展編]

[概要] シリーズの3冊目。 財務3表のつながりを説明することで、会計上のお金の動きを説明している。 3表を軸にしており余分なことをあまり書いていないので、発展編となっていてもわかりにくいところはあまりない。 【新版】財務3表一体理解法 [発展編] (朝…

【新版】財務3表図解分析法

[概要] シリーズの一冊。 財務3表のつながりを説明することで、会計上のお金の動きを説明している。 企業の財務情報比較を図を多用して行っており、どこをどう比較しているのかが視覚的にわかりやすくなっている。 【新版】財務3表図解分析法 (朝日新書) 新…

新版 財務3表一体理解法

[概要] 財務3表のつながりを説明することで、会計上のお金の動きを説明している一冊。 初学者にもわかりやすくなるように、簡易的な3表とお金の動きのイラストが多く掲載されている 新版 財務3表一体理解法 (朝日新書) 新品価格¥765から(2023/9/17 15:07時…

新版 ITコンサルティングの基本 この1冊ですべてわかる

[概要] ITコンサルティングの取り扱う範囲や心構え、就職するための方法などが記載されている。 方法論やテクニックについてはほとんどなく、あくまでもどういう業界でどういう仕事をしているのかを把握するための本。 新版 ITコンサルティングの基本 この1…

新版 コンサルティングの基本 この1冊ですべてわかる

[概要] この本では業界動向や働き方についてまとめてある。 そのため、コンサル業界に転職前には勉強に良いかもしれないが、HowToを学びたいのであれば、全くの不向きである。 新版 コンサルティングの基本 この1冊ですべてわかる 新品価格¥1,584から(2023…

標準MOTガイド

[概要] MOTを軸に、経営や技術に関係のあるテーマを広く浅く取り扱った本。 技術系よりもマネジメントや組織論の方面への記載が多い。 ページの問題で仕方はないが、もう少し深く聞きたい内容も散見された。 標準MOTガイド 中古価格¥1から(2023/5/6 10:13時…

欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略 

[概要] 電力業界のデジタル化の進展により、今後どういった変化が考えられるかがまとめてある一冊。 最新技術だけでなく政策などにも触れており、単純なビジネスモデルの変化ではなく、その背景まで正確につかむことが出来た。 ただ、現在のエネルギー不安の…

マネジメント[エッセンシャル版]

[概要] ドラッカーのマネジメント4冊組の中から重要な内容を凝縮した1冊。 ページ数もずいぶん少なくなっているためかなり読みやすい。 マネジメント[エッセンシャル版] 新品価格¥1,584から(2022/2/13 23:42時点)

MOT ベンチャーと技術経営 (MOTテキスト・シリーズ)

[概要] 前半は2000年代までの起業に関する法案や社会的な潮流をまとめたもの。 後半は実際の起業やカーブアウト事例に関して複数のケースがまとまっている。 過去の事例や歴史的背景を知るにはいいかもしれない。 MOT ベンチャーと技術経営 (MOTテキスト・シ…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

[概要] 元コンサルをやっていた著者が、コンサルで使うフレームワークに依存して経営や人事を考えることがいかに危険かを、その実体験をもとにつづった一冊。 フレームワークの批判ではなく、考える事が大事であることを伝えてくる。 申し訳ない、御社をつぶ…

戦略の本質: 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

[概要] ここ数十年内に行われた6つの戦争、戦いから戦略の本質とは何かを学び取ろうとした本。 それら6つの戦争は皆、途中で逆転しているものであり、そこから戦略の本質とは何かをくみ取ろうとしている。 分析としてはもう少し欲しかった。 戦略の本質: 戦…

実践! MBAトレーニング 新・ビジネス思考 (ボンド大学・BBT MBAプログラム)

[概要] 20年近く前に行われた、大前研一率いるMBAの衛星授業での授業外でのチャットディスカッションをまとめた一冊。 実際にどのような授業が行われたのかは大まかにしかわからないため、彼らの授業後のディスカッションだけでは学びにはなりにくいように感…

OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて

[概要] アメリカで実際に行われていたオープンイノベーションの話をもとに、その重要性について論じている本。 中央研究所のような閉鎖的な環境で、規模の経済に任せて研究開発を行うシステムの危険性を警鐘している。 OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベー…

サプライチェーンの経営学

[概要] ハーバード・ビジネス・レビューに投稿されたサプライチェーンに関する論文を集めた一冊。 事例ベースであり、知識がなくても読みやすい。 サプライの関係ではなく、バリューを連鎖させられる関係まで行くのが一番の目指すゴールであることが分かる。…

MOTの経営学

[概要] 俯瞰経営学というストーリーラインのもとに本を書いているが、これまでの企業分析と何が違うのかが全く不明。 MOT要素もほとんどなく、事例もないためタイトルから期待するような学びを得にくい。 MOTの経営学 中古価格¥320から(2022/7/19 00:22時点)

エネルギー業界の破壊的イノベーション

[概要] 今後エネルギー業界に起こるイノベーションについて、技術面とそれらの技術を用いてどういった企業がどんな動きをしているかということがまとめてある本。 資金元など、どういうアライアンスであるかも把握できるため、エネルギー業界の金・モノ・技…

いまこそ出番 日本型技術経営―現場の知恵は企業の宝

[概要] 事例としては面白いが、理屈としてどうなんだろう と思うような理論が出ていたりする。 その多くは現場での顧客との出来事、作業員の意見は大事であり、ここにカイゼンの可能性が秘められている。 といった内容になっている。 いまこそ出番 日本型技…

富の未来 下巻

[概要] 富の未来の下巻。 文化の変遷、貧困問題と産業の波、先進国の動きについてまとめてある。 予測されていた未来と近い現実もあるため納得のいく部分はが多い。 富の未来 下巻 新品価格¥1,795から(2020/3/19 17:33時点)

富の未来 上巻

[概要] ドラッカーのように、これまでの人類の変化から今後の進みゆく道を指摘している。 生産過程の同時性による問題や、今では当たり前な生産消費者の話題がこの本の中心になっている。 富の未来 上巻 新品価格¥1,330から(2020/3/5 18:32時点)

マネジメント 務め、責任、実践4

[概要] ドラッカーのマネジメントを4部作に分けたうちの最終部。 経営層としてあるべき姿や、企業の成長や多角化をテーマとした一冊である。 マネジメント 務め、責任、実践4 (日経BPクラシックス) 新品価格¥2,640から(2022/5/23 00:19時点)

未来はいま決まる―ビッグバンの予測と現実

[概要] 金融ビックバン前後に堺屋太一が3名のエコノミストと対談した時の内容をまとめた一冊。 昔の銀行は護送船団方式と呼ばれていたが、なぜそうなったのかとそれが社会にもたらす悪影響について述べている。 未来はいま決まる?ビッグバンの予測と現実 中…