[概要]
ニンテンドウの日米での活動をゲーム&ウォッチなどの初期から3DS発売まで歴史を追いながらまとめたもの。
情報源はネット情報が多いとのことであり、一部の年表や発言に裏どりが甘い面もあると思うが、文化的背景やおおまかな経緯を知れたのは良かった。
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[感想]
任天堂の歴史をアメリカの著者によってまとめられた本の二回目。
こういった本を読むと、どうしても他の本と読み比べて当時の背景なんかを知りたくなってくる。
こういった業界を調べている人からすれば、GBAは失敗作であるというような論調で文章を書いていたのが驚きである。
童心としては、当時自分の世界を広げてくれたのがGBAであり、批判的な見方をする人もいるかもしれないが、とても良い時間を与えてくれていた。
売り上げは商品の価値を示すわかりやすい指標なので、どうしても目が行ってしまいがちであるので、こういった論評の中では仕方ないところもあるように思う。
現在任天堂はゲームのみではなく、幅広いキャラクター展開を行っているように思う。
ニンテンドーショップをはじめ、USJの任天堂エリアなどは有名である。
任天堂をはじめ、個人的には最近よく、キャラクターのタイアップ商品を見かけるように思うため、IP展開の商売が昨今変化してきているのか、という部分は知りたいと思っていた。
どういうキャラクターがどういう商品とどのくらいの頻度でタイアップしているのかを見ると、ライセンス商売の形が見えてくるように思う。