技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2020-01-01から1年間の記事一覧

史上最強の人生戦略マニュアル

[概要] 現状を認識することから始める。そうすることで人生がうまくいくというスタンスで話がまとめられている。 本の中には課題がいくつもあるため、読みながらも自分で取り組むことで何か糸口がつかめてくるのかもしれない。 史上最強の人生戦略マニュアル…

イノベーションの相互浸透モデル―企業は科学といかに関係するか

[概要] 産業と学術という大まかな流れの中で各自の論文を寄せ集めた形である。 産業界と学会の在り方、関係性を考えることで日本の産業の後退を解き明かすことを目的としている。 実際産学連携の流れやオープンイノベーションの流れは日本にも浸透してきてお…

世界を動かす技術思考 要素からシステムへ

[概要] 製品を構成するには各部分の優秀さとそれを全体的にいかにうまく取りまとめるかが重要になる。 この本では全体を取りまとめる仕組み、システムについての重要性を書いている。 それは単にすり合わせ産業といった言葉でまとめるのは到底言葉足らずな気…

ビジネスモデルの教科書―経営戦略を見る目と考える力を養う

[概要] 今世の中にある有名なビジネスモデルを列挙し、その特徴や欠点をまとめ上げた一冊。 ビジネスモデルという言い方を変えるなら、「どういう方法で収益を上げるよう工夫しているのか」とでもなろうか。 ビジネスモデルキャンパスというフレームワークに…

シリコンバレー・アドベンチャー―ザ・起業物語

[概要] スマホの祖先はPDAだと思うが、PDAのさらに一世代前、Windows95の発売前にタブレット上のパソコンを開発しようとしベンチャーを立ち上げた人物の手記。 当時の様子を克明に記してあり、いかにベンチャーで成功するのが大変かという事が手に取るように…

「価格革命」のマクロ経済学―流通構造変革の実証分析

[概要] 20年以上前に書かれた流通形態やそのマージンなどをマクロ的な視点からとらえた本。 いくつか数式を用いた論理的な部分があり、そこが読みにかもしれない。 また今では名前が変わったり項目が変わったりしているような政府統計も多くあると思われる。…

ビジネスモデル分析術 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略

[概要] 財務3表をもとに会計的な点からビジネスの良しあしを考察している本。 実際のモデルの部分への考察はほとんどなく、各企業の有名な話が載っている程度。 GAFAなどを過去を振り返りながら勉強するには面白いかもしれない。 ビジネスモデル分析術 数字…

IBM お客様の成功に全力を尽くす経営

[概要] IBM復活にかけて内部でどのようなことが起きたのか、成功体験から脱却しどのような変革を起こしたのかを経営陣の話をもとにまとめてある本。 IBMはサービスというものをいかに科学的に考えているのかが伝わる。 IBM お客様の成功に全力を尽くす経営 …

「科学技術大国」中国の真実

[概要] 10年前の中国の科学技術や大学、企業の研究環境の実態などをまとめた本。 現在話題になっている、千人計画やコロナの発端と騒がれたウィルス研究所など、今読んでも当時の実態から現在への影響を考えることが出来面白い。 「科学技術大国」中国の真実…

技術経営の常識のウソ 

[概要] 海外の成功事例や学術成果をすぐに鵜呑みにする人も多いかもしれない。 しかし実際にそういったものを導入することの難しさやでデメリット、文化の違いなどによりいつも成功するわけではないという事を指摘した本。 技術経営の常識のウソ 新品価格¥2…

「所有」から「利用」へ

[概要] 1999年時点で、物事を所有する世の中から利用する世の中へ移り変わるという事を指摘した本。 インターネットが普及しシェアが当たり前になった現代ではこの考え方は当たり前であるが、当時これを見抜いていた慧眼は素晴らしいように思う。 「所有」か…

組織能力の経営論

[概要] ハーバードビジネスレビュ―に載った組織学に関する論文を集約したもの。 理論的なものが中心になっているものや、組織学の良い成功事例への考察、どのように高めるか、どのように評価するかといった内容が幅広くまとめてある。 組織能力の経営論 (Har…

日本のものづくり2.0 進化する現場力

[概要] 中韓が製造業の分野で頭角を現し始めた2008年ごろ、今後の日本の製造業はどうあるべきかということを書いた本。 組織、品質、技術伝承、ブランド価値という大まかに4つの視点と事例紹介という内容になっている。 日本のものづくり2.0?進化する現場力 …

パーソナルデータの衝撃――一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった

[概要] データを取得し、それをもとに確率を出したり最適な広告を紹介しる仕組みが一般的になっている。 そんな中で一人の人間の持つ情報の価値はいくらになるのか、どういう仕組みで情報から価値を産み出すビジネスが考えられているのかが紹介されている。 …

経営学入門[下]

[概要] 上に引き続いて、実際の大学の教科書に使われそうな基本事項がまとめてある。 こちらの本は研究開発や社内ベンチャー、成長戦略についてなど、より幅ひろいテーマが書いてある。 経営学入門[下](第2版) (日経文庫) 新品価格¥913から(2020/10/17 23:0…

経営学入門[上](第2版)

[概要] 作者のはじめに に書いてある通り、大学で習う経営学の基本的な事柄を中心に書いてある本。 組織論などでは言われてみれば当たり前のように思うないようもあるがそれでも学問的となると理解しにくい人がいるかもしれない。 経営学入門[上](第2版) (日…

ビジネスモデル・エクセレンス

[概要] 中国の家電企業であるハイアールの成功についてその戦略をまとめた本。 中国は人口が多いから市場が豊富で成功しやすいと思いきや、ハイアールの横で散っていった企業も数多くある。 生き残ることが出来た理由としては、起業家精神を養うようなプロジ…

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

[概要] シリコンバレーの著名人の発言に対して、各人のエピソードや自身の経験から解説を行っている本。 実際にシリコンバレーでの成功者の考えが伝わるが、いい話で終わってしまいそうな内容も多い。 ウェブ時代 5つの定理?この言葉が未来を切り開く! 新品…

すばらしき特殊特許の世界

[概要] 芸能人の特許や「そういうところに着目したの?」というある意味胡散臭いような特許が紹介されている。 もっともその特有の目の付け処というのが発明家には必要なのかもしれない。 特許という括り以外全体としてのまとまりはない。 すばらしき特殊特…

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

[概要] ニンテンドウの日米での活動をゲーム&ウォッチなどの初期から3DS発売まで歴史を追いながらまとめたもの。 情報源はネット情報が多いとのことであり、一部の年表や発言に裏どりが甘い面もあると思うが、文化的背景やおおまかな経緯を知れたのは良かっ…

クリーン&グリーン エネルギー革命―サステイナブルな低炭素社会の実現に向けて

[概要] 東日本大震災が起こる前、原発が起こる前に書かれたエネルギー問題に関してまとめた本。 当時は現在よりどうしても、原子力発電を進めることで火力発電を減らしエコにしようという声が多かった。 そんな時代に書かれた本であるので、現在よりも原発利…

日本の水ビジネス

[概要] 著名な水ビジネスに関しての説明と、産官連携で行う水ビジネスに関する指摘を記載している本。 書いてある通り、当時の時点でほとんど国外進出をしていなかった水ビジネスが国外に出るためには政府の後押しが必要であろう。 日本の水ビジネス 中古価…

人間の達人 本田宗一郎 

[概要] 本田宗一郎の伝記。時系列を追って行動を記録したというよりも、その人間性に迫って書き記したもの。 技術者としてではなく、その人間性について彼の言葉も踏まえて書いてある。 人間の達人 本田宗一郎 新品価格¥3,199から(2020/9/21 17:15時点)

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

[概要] 少子高齢化ではなく、生産年齢人口がデフレの問題点であるというスタンスのもと論じている本。 出産や育児をはじめとして一番お金を必要としている層に対していかにお金を回すかという事が度々書いてある。 デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (…

実践図解MOTマーケティング入門

[概要] イノベーター理論を中心に、知財や研究開発など技術経営に携わる分野を広く分かりやすくまとめてある。 既存の研究などをまとめた部分は分かりやすい一方で、筆者自身の意見は論理性がないように感じる部分が多い。 基礎を学ぶにはちょうどいい。 実…

組織変革のビジョン

[概要] 組織に関する研究とそれがどういった内容か、大まかなテーマごとにまとめてある本。 実際に例を挙げて書いてあり、 こういう場面に対する研究成果としてはこういう回答があった。 というような流れになっている。 組織変革のビジョン (光文社新書) 新…

技術に国境はあるか―技術移転と気候風土・社会

[概要] 文明の起源前から現代にいたるまで、国や気候、文化の違いによる技術の発展と普及についてまとめた本。 例えば木の性質の違いから、日本の建築文化は柱を軸とした柔な構造になっているといったことが書いてある。 技術に国境はあるか?技術移転と気候…

市場主義の終焉―日本経済をどうするのか

[概要] バブルが崩壊し10年後に書かれた、これまでの日本や今後の日本の在り方について考察した本。 いわゆる日本型の経済体制からアメリカ型に変化しようとする中で、市場主義ではない社会的思想について考えている。 市場主義の終焉?日本経済をどうするの…

「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために

[概要] 相反する決断にせまられたとき、どのように考えるべきか。 実際に事例をあげ、必要な考え方、哲学的な理論と共に解説している。 「決定的瞬間」の思考法?キャリアとリーダーシップを磨くために 中古価格¥3,203から(2020/8/30 16:26時点)

企業の経済学

[概要] 経済学の入門書的な立ち位置の本。 いくつか難しい数式が出ており、そこがとっつきにくいが他は分かりやすい。 企業の経済学 (日経文庫) 新品価格¥8,260から(2020/8/25 00:44時点)