技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2回目

パーソナルデータの衝撃――一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった

[概要] データを取得し、それをもとに確率を出したり最適な広告を紹介しる仕組みが一般的になっている。 そんな中で一人の人間の持つ情報の価値はいくらになるのか、どういう仕組みで情報から価値を産み出すビジネスが考えられているのかが紹介されている。 …

マッキンゼー 現代の経営戦略 2014年新装版

[概要] 1980年代のマッキンゼーでの経営戦略がまとまっている本。 今となっては古臭いかもしれないが、原点に返って物事を考えるにはちょうどいいかもしれない。 そしてどれだけの企業が、古臭い方法であれ戦略的に行えているのかということを考えるのも面白…

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

[概要] 経営学の中では古典的な内容としてポーターのフレームワークなどが定番となっている。 これらは数十年前に開発されたものであり、それ以降経営学として定番な研究は多くない。 この本は、ポーター以降の経営学の著名な発見をまとめて紹介してくれてい…

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

[概要] ニンテンドウの日米での活動をゲーム&ウォッチなどの初期から3DS発売まで歴史を追いながらまとめたもの。 情報源はネット情報が多いとのことであり、一部の年表や発言に裏どりが甘い面もあると思うが、文化的背景やおおまかな経緯を知れたのは良かっ…

欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略 

[概要] 電力業界のデジタル化の進展により、今後どういった変化が考えられるかがまとめてある一冊。 最新技術だけでなく政策などにも触れており、単純なビジネスモデルの変化ではなく、その背景まで正確につかむことが出来た。 ただ、現在のエネルギー不安の…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

[概要] 元コンサルをやっていた著者が、コンサルで使うフレームワークに依存して経営や人事を考えることがいかに危険かを、その実体験をもとにつづった一冊。 フレームワークの批判ではなく、考える事が大事であることを伝えてくる。 申し訳ない、御社をつぶ…

OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて

[概要] アメリカで実際に行われていたオープンイノベーションの話をもとに、その重要性について論じている本。 中央研究所のような閉鎖的な環境で、規模の経済に任せて研究開発を行うシステムの危険性を警鐘している。 OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベー…

エネルギー業界の破壊的イノベーション

[概要] 今後エネルギー業界に起こるイノベーションについて、技術面とそれらの技術を用いてどういった企業がどんな動きをしているかということがまとめてある本。 資金元など、どういうアライアンスであるかも把握できるため、エネルギー業界の金・モノ・技…

富の未来 下巻

[概要] 富の未来の下巻。 文化の変遷、貧困問題と産業の波、先進国の動きについてまとめてある。 予測されていた未来と近い現実もあるため納得のいく部分はが多い。 富の未来 下巻 新品価格¥1,795から(2020/3/19 17:33時点)

富の未来 上巻

[概要] ドラッカーのように、これまでの人類の変化から今後の進みゆく道を指摘している。 生産過程の同時性による問題や、今では当たり前な生産消費者の話題がこの本の中心になっている。 富の未来 上巻 新品価格¥1,330から(2020/3/5 18:32時点)

未来はいま決まる―ビッグバンの予測と現実

[概要] 金融ビックバン前後に堺屋太一が3名のエコノミストと対談した時の内容をまとめた一冊。 昔の銀行は護送船団方式と呼ばれていたが、なぜそうなったのかとそれが社会にもたらす悪影響について述べている。 未来はいま決まる?ビッグバンの予測と現実 中…

実践する経営者―成果をあげる知恵と行動

[概要] ドラッカーの過去の寄稿文からテーマごとに抜粋した本。 各章が簡潔に書かれているため、非常に読みやすい。 組織に注目している内容が多い。 実践する経営者―成果をあげる知恵と行動 中古価格¥1から(2019/12/11 20:49時点)

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

[概要] 1995年までの世相から、社会の変化を予期するためにこれまでの社会の変化を緻密に分析した一冊。 特に社会保障の在りかたについての記載は面白かった。 政治に期待している人がどれだけいるのかはわからないが、期待が裏切られくすぶる思いを言語化し…

隠れた人材価値

[概要] 成功している企業がいかに人材の価値を引き出しているのかを検討するために複数の事例と共にまとめた本。 多くの事例では企業の価値観をきちんと伝えることによりうまくいっているように感じたが、それ以外の要因もあるのだろうかと考えてしまう。 隠…

IoT時代のプラットフォーム競争戦略

[概要] IoT時代が来ることを想定し、過去のプラットフォーム戦略をから学びを得る事で備えようという内容。 理論が中心で、事例をもとに説の根拠を示している。 IoTについてはコラムとして全体の2%くらいしか書いていない。 IoT時代のプラットフォーム競争…

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」

[概要] 地球温暖化は世界のいたるところで影響を与えているが、その内容はさまざまである。 日本では単純に暑くなるということと、それに併せて生態系が変化していることなどが問題となっている。 一方海外では、海水面の変化や水ビジネス、雪解けとともに現…

財務諸表分析(第7版)

[概要] 貸借対照表や損益計算書などをはじめとする財務諸表からその企業の安全性や成長性などをいかに読み解くのかについてまとめられている本。 証券アナリストのテキストとも内容が被るということもあってか、ただただ各種の指標を見比べるというのではな…

イノベーションのジレンマ

[概要] 破壊的イノベーションが既存の市場を奪ってしまうことがある。 これは持続的イノベーションにより既存の市場で勝利していた大企業には大変な痛手である。 多くの破壊的イノベーションは新規企業やベンチャー企業によってもたらされている。 イノベー…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))

[概要] テーマはマネジメントとなっている。 マネジメントは経営でも管理でもない。 ここでいうマネジメントの意味・目的は、知識社会において、組織内の個々の人間をいかに活かしながら外部(顧客)へ価値を与えるかということである。 つまり生産性を向上さ…

イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))

[概要] イノベーターの条件というタイトルながら、いかに経済的価値を得るか、マネジメントするかといった話はしていない。 基本的に歴史や政治体制の分析が描かれている。 そこから読み取れることは、時代の変革をイノベートするための条件である。 この本…

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

[概要] インターネットの発展を追っていく中で「名詞は動詞化する」という著者の気づきが明快にまとめられてある。 つまりこれまでは概念でしかなかったものが、インターネットを使って写像すると現象として現れ、社会に実際に影響しているということである…

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

[概要] コンテナはどのように生まれて広がっていったのかが詳細に書いてある本。 コンテナを商業的に普及させたマクリーンの行動を中心に、海上輸送産業全体の動きが記載してある。 コンテナが普及したことにより世間にどういう影響が起きたのかを、様々な立…

プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか

[概要] 知識社会の中で一流の仕事をするために、個人はどうあるべきかどのように自己実現をするかについてまとめられた本。 すべての自己啓発本の基礎になるような内容である一方で、ドラッカーにしては比較的読みやすい内容である。 アジア史に関して若干の…

イノベーションと企業家精神

[概要] ドラッカーの書いた数ある名著の一つ。 イノベーションの七つの機会や企業家に必要となるマネジメント、戦略、心構えについて記載してある。 久しぶりに読んだが、改めて内容の濃さを感じた。 イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) 新品価…