[概要]
ドラッカーの書いた数ある名著の一つ。
イノベーションの七つの機会や企業家に必要となるマネジメント、戦略、心構えについて記載してある。
久しぶりに読んだが、改めて内容の濃さを感じた。
新品価格 |
[感想]
この本を読むのは2年ぶりである。
ここ最近はいろいろな本を読んできたが、イノベーションという内容に対して一番わかりやすい本であるように思う。
世の中を見まわしてより確実性の高いことを行い成果を上げる。
考えてみればシンプルであるが、これを行えるかどうかで実際にイノベーションを起こせるのかどうかが変わってくる。
現状の自分の悩みとしては、理屈はわかっても何をすべきか、どのように行うべきかが適切にわからないことである。
これは誰にでも言えることであり、一般社員から企業の経営者まで等しく何がチャンスであり、どのように実行すべきなのかを適切にとらえることは難しいように思う。
いかにして機会をとらえるのか。
捉えた後の動きや捉えるために理想的な組織の動きは今までもいくつも学んできたが、結局ひらめく瞬間だけは誰かに伝えることは出来ない。
例えば似たようなビジネスモデルから類推して新たな価値を産み出すという方法もあるだろうし、新規に独創的なものを創り出すこともあるだろう。
しかしどこまで行ってもそういうアイデアを生み出す方法までわからないのは悲しいところである。
下準備として理解は進んできたが、ただ何も実際には産み出せていない。
もう少しよく考えるべきなのかもしれないし、もう少しいろいろなものに飛び込んでみるべきなのかもしれないが、なかなかそういったところまで行けない自分にやきもきしてしまう。
目の前の仕事に追われるだけの生活になっている。
今一度考えて、いかに成果を上げるか、イノベーションを生み出せるような人材になれるかを追い求めていきたい。