[概要]
知識社会の中で一流の仕事をするために、個人はどうあるべきかどのように自己実現をするかについてまとめられた本。
すべての自己啓発本の基礎になるような内容である一方で、ドラッカーにしては比較的読みやすい内容である。
アジア史に関して若干の訂正が必要である。
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) 新品価格 |
[感想]
いかにして覚えられたいか
やはりこの言葉が常に意識されてしまうような内容である。
読むのは2回目であるが、何度読んでも新鮮な気持ちで読める。
現在自分が仕事をする中で生じてくるような迷いがすべて見抜かれているような内容であったように思う。
時間は最も大切な資源であるという事、いかにして貢献をするのかが一番重要であるという事、何を行って何を行わないのか決めるという事。
いずれも大切なことであり、当たり前のことであるがいかに自分が出来ていないかと考えるとなかなか難しいものがある。
ひとまず上から言われた作業をこなし、途中に質問をしたりされたりしながら時間を浪費していき、貢献がなかなか及ばない。
これを繰り返してばかりであると思う。
果たしてこれで自分は成長できているのか、はなはだ疑問である。
自分の性格にも改めるべきところはあるだろうが、だとしても貢献には及んでいないだろう。
自分の強みと自分のやりたいことをもう少し明確にしたい。
そのためにもやるべきこととそうでないことをはっきりさせたい。