技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

技術・テクノロジー

デファクト・スタンダードの経営戦略: 規格競争でどう利益を上げるか

[概要] 20年以上前に出版された本なので内容は古いものの。AV機器などを中心にどのようにデファクトスタンダードを獲得していったかを書いている本。 デファクト・スタンダードの経営戦略: 規格競争でどう利益を上げるか (中公新書 1493) 中古価格¥188から(…

欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略 

[概要] 電力業界のデジタル化の進展により、今後どういった変化が考えられるかがまとめてある一冊。 最新技術だけでなく政策などにも触れており、単純なビジネスモデルの変化ではなく、その背景まで正確につかむことが出来た。 ただ、現在のエネルギー不安の…

OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて

[概要] アメリカで実際に行われていたオープンイノベーションの話をもとに、その重要性について論じている本。 中央研究所のような閉鎖的な環境で、規模の経済に任せて研究開発を行うシステムの危険性を警鐘している。 OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベー…

ソニーの革命児たち―「プレイステーション」世界制覇を仕掛けた男たちの発想と行動

[概要] プレイステーションの誕生の陰にあったエピソードを紹介している。 メインの登場人物は久夛良木という方であるが、制作の指揮を執った人物が複数登場している。 開発以外にもマーケティングの話や任天堂との確執、組織内での調和などにも触れられてお…

IoT時代のプラットフォーム競争戦略

[概要] IoT時代が来ることを想定し、過去のプラットフォーム戦略をから学びを得る事で備えようという内容。 理論が中心で、事例をもとに説の根拠を示している。 IoTについてはコラムとして全体の2%くらいしか書いていない。 IoT時代のプラットフォーム競争…

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」

[概要] 地球温暖化は世界のいたるところで影響を与えているが、その内容はさまざまである。 日本では単純に暑くなるということと、それに併せて生態系が変化していることなどが問題となっている。 一方海外では、海水面の変化や水ビジネス、雪解けとともに現…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

[概要] インターネットの発展を追っていく中で「名詞は動詞化する」という著者の気づきが明快にまとめられてある。 つまりこれまでは概念でしかなかったものが、インターネットを使って写像すると現象として現れ、社会に実際に影響しているということである…

イノベーションと企業家精神

[概要] ドラッカーの書いた数ある名著の一つ。 イノベーションの七つの機会や企業家に必要となるマネジメント、戦略、心構えについて記載してある。 久しぶりに読んだが、改めて内容の濃さを感じた。 イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) 新品価…

世界を動かす技術思考 要素からシステムへ

[概要] 製品を構成するには各部分の優秀さとそれを全体的にいかにうまく取りまとめるかが重要になる。 この本では全体を取りまとめる仕組み、システムについての重要性を書いている。 それは単にすり合わせ産業といった言葉でまとめるのは到底言葉足らずな気…

すばらしき特殊特許の世界

[概要] 芸能人の特許や「そういうところに着目したの?」というある意味胡散臭いような特許が紹介されている。 もっともその特有の目の付け処というのが発明家には必要なのかもしれない。 特許という括り以外全体としてのまとまりはない。 すばらしき特殊特…

クリーン&グリーン エネルギー革命―サステイナブルな低炭素社会の実現に向けて

[概要] 東日本大震災が起こる前、原発が起こる前に書かれたエネルギー問題に関してまとめた本。 当時は現在よりどうしても、原子力発電を進めることで火力発電を減らしエコにしようという声が多かった。 そんな時代に書かれた本であるので、現在よりも原発利…

技術に国境はあるか―技術移転と気候風土・社会

[概要] 文明の起源前から現代にいたるまで、国や気候、文化の違いによる技術の発展と普及についてまとめた本。 例えば木の性質の違いから、日本の建築文化は柱を軸とした柔な構造になっているといったことが書いてある。 技術に国境はあるか?技術移転と気候…

科学技術はなぜ失敗するのか

[概要] 当時の科学に関するニュースを大まかな技術説明、なぜ失敗したか、その時の世論はどうであったかなどを記してある。 技術に疎い人でも分かりやすい例と共にまとめてある。 科学技術はなぜ失敗するのか (中公新書ラクレ) 中古価格¥1から(2020/8/23 00…

ものづくり経営学―製造業を超える生産思想

[概要] 製品のアーキテクチャに着目して様々な業界について分析した本。 製造業だけではなく、サービス業も構造的に分析している。 内容は充実しているように思う。 ものづくり経営学?製造業を超える生産思想 (光文社新書) 新品価格¥1,320から(2020/3/29 14…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」

[概要] 地球温暖化は世界のいたるところで影響を与えているが、その内容はさまざまである。 日本では単純に暑くなるということと、それに併せて生態系が変化していることなどが問題となっている。 一方海外では、海水面の変化や水ビジネス、雪解けとともに現…