技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

歴史

人口成長と経済発展: 少子高齢化と人口爆発の共存

[概要] 人口成長と経済発展について、過去の論文をいくつかのテーマごとにまとめた一冊。 日本の少子高齢化についても20年以上前から議論しているようだが、その結果は発揮できていないように思う。 人口成長と経済発展: 少子高齢化と人口爆発の共存 新品価…

戦略の本質: 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

[概要] ここ数十年内に行われた6つの戦争、戦いから戦略の本質とは何かを学び取ろうとした本。 それら6つの戦争は皆、途中で逆転しているものであり、そこから戦略の本質とは何かをくみ取ろうとしている。 分析としてはもう少し欲しかった。 戦略の本質: 戦…

富の未来 下巻

[概要] 富の未来の下巻。 文化の変遷、貧困問題と産業の波、先進国の動きについてまとめてある。 予測されていた未来と近い現実もあるため納得のいく部分はが多い。 富の未来 下巻 新品価格¥1,795から(2020/3/19 17:33時点)

未来はいま決まる―ビッグバンの予測と現実

[概要] 金融ビックバン前後に堺屋太一が3名のエコノミストと対談した時の内容をまとめた一冊。 昔の銀行は護送船団方式と呼ばれていたが、なぜそうなったのかとそれが社会にもたらす悪影響について述べている。 未来はいま決まる?ビッグバンの予測と現実 中…

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

[概要] 1995年までの世相から、社会の変化を予期するためにこれまでの社会の変化を緻密に分析した一冊。 特に社会保障の在りかたについての記載は面白かった。 政治に期待している人がどれだけいるのかはわからないが、期待が裏切られくすぶる思いを言語化し…

東亜全局の動揺―我が国是と日支露の関係満蒙の現状

[概要] 国際連盟を脱退したことで有名な松岡洋右が、当時の日本の外交を批判した本。 幣原外交と呼ばれる、対中への内政不干渉を全編に亘って批判している。 東亜全局の動揺?我が国是と日支露の関係満蒙の現状 新品価格¥1,145から(2021/7/22 20:49時点)

メイド イン ジャパン 驕りの代償

[概要] 2010年代初頭の日本の家電メーカーの不況期やトヨタの経営者交代について書いてある。 マスコミ出身の書き手だけあって、「成功していればその人の行動はすべてよし。そうでないなら人格や行動に問題がある。」 そのような書き口になっており、論理的…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…

NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる

[概要] 全3部作あるうちの第3巻。 この本では過去の金融ショックの際にどういう人たちが破産したのか、取引所や政府はどう動いたのかがまとめてある。 NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる 中古価格¥61から(2021/6/13 20:33時点)

NHKスペシャル マネー革命〈第2巻〉金融工学の旗手たち

[概要] 全3部作あるうちの第2巻。 LTCMという、ノーベル賞受賞者などの選りすぐりの知識人を集めたファンドの設立までとその倒産までを中心にまとめている。 NHKスペシャル マネー革命〈第2巻〉金融工学の旗手たち 中古価格¥18から(2021/6/12 10:18時点)

NHKスペシャル マネー革命〈1〉巨大ヘッジファンドの攻防

[概要] 全3部作あるうちの第1巻。 この本では金融について学び始めた製作スタッフが金融に関する映画を紹介したり、専門家から話を聞きつつ当時の金融情勢について発信をしている。 著名な投資家達のインタビューも多く掲載されている。 NHKスペシャル マネ…

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))

[概要] テーマはマネジメントとなっている。 マネジメントは経営でも管理でもない。 ここでいうマネジメントの意味・目的は、知識社会において、組織内の個々の人間をいかに活かしながら外部(顧客)へ価値を与えるかということである。 つまり生産性を向上さ…

イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))

[概要] イノベーターの条件というタイトルながら、いかに経済的価値を得るか、マネジメントするかといった話はしていない。 基本的に歴史や政治体制の分析が描かれている。 そこから読み取れることは、時代の変革をイノベートするための条件である。 この本…

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

[概要] コンテナはどのように生まれて広がっていったのかが詳細に書いてある本。 コンテナを商業的に普及させたマクリーンの行動を中心に、海上輸送産業全体の動きが記載してある。 コンテナが普及したことにより世間にどういう影響が起きたのかを、様々な立…

「所有」から「利用」へ

[概要] 1999年時点で、物事を所有する世の中から利用する世の中へ移り変わるという事を指摘した本。 インターネットが普及しシェアが当たり前になった現代ではこの考え方は当たり前であるが、当時これを見抜いていた慧眼は素晴らしいように思う。 「所有」か…

技術に国境はあるか―技術移転と気候風土・社会

[概要] 文明の起源前から現代にいたるまで、国や気候、文化の違いによる技術の発展と普及についてまとめた本。 例えば木の性質の違いから、日本の建築文化は柱を軸とした柔な構造になっているといったことが書いてある。 技術に国境はあるか?技術移転と気候…

市場主義の終焉―日本経済をどうするのか

[概要] バブルが崩壊し10年後に書かれた、これまでの日本や今後の日本の在り方について考察した本。 いわゆる日本型の経済体制からアメリカ型に変化しようとする中で、市場主義ではない社会的思想について考えている。 市場主義の終焉?日本経済をどうするの…

日本のものづくりの底力

[概要] 経営や技術経営に関するテーマの複数の論文・投稿をまとめた本。 ものづくりの現場、グローバル競争、価値づくりの複雑化、政府や金融機関の在り方などの点から考察が行われている。 日本のものづくりの底力 (Hitotsubashi business review b) 新品価…

戦後世界経済史 自由と平等の視点から

[概要] 400ページほどの分量で、戦後からサブプライムローン問題までの期間の世界の経済の出来事をまとめている。 アジアや欧米に限らず、南米やアフリカの植民地からの独立なども述べられている。 偏った思想ではなく公平な視点で書かれているように感じる…

未来はいま決まる―ビッグバンの予測と現実

[概要] 金融ビックバン前後に堺屋太一が3名のエコノミストと対談した時の内容をまとめた一冊。 昔の銀行は護送船団方式と呼ばれていたが、なぜそうなったのかとそれが社会にもたらす悪影響について述べている。 未来はいま決まる?ビッグバンの予測と現実 中…

新・日本の経営

[概要] アメリカ的な経営と比較し、日本的な経営を分析している。 日本的な経営の良さとして、共同体的な経営を挙げている。 具体的には、アメリカの経営層は多額の報酬を得るために解雇を積極的に行うが、日本ではそういったものは少なく 、報酬格差もさほ…

大坂商人

[概要] 主に江戸時代の中で、経済の中心として栄えた大坂で活躍した商人たちをまとめた本。 有名な豪商や財閥を築き上げた人たちの話がまとまっている。 大坂商人 (ちくま新書) 中古価格¥179から(2020/7/23 23:01時点)

情報産業論

[概要] IT機器の話などではなく、情報をもとに価値を産み出す産業への移行に対して企業がどういった戦略をとるのかや人々の生活はどのように変化していくのかをまとめた本。 ドラッカーやトフラーが好きな人ははまる内容であると思う。 情報産業論 (放送大学…

ドラッカーの遺言

[概要] ドラッカーの亡くなる半年前に行われたインタビューをまとめた一冊。 余白も多く、ページ数も少ないためドラッカーにしては読みやすい。 日本に対してのメッセージが多く記されている。 ドラッカーの遺言 (講談社BIZ) 新品価格¥2,480から(2020/5/3 1…

挑戦の時―P.F.ドラッカー・中内功 往復書簡〈1〉

[概要] ダイエーを築き上げた中内氏とドラッカーのファックスのやり取りをもとに、書籍化したもの。 ほとんどの内容は中内氏が質問し、それにドラッカーが的確にこたえるといった流れで進んでいる。 産業の空洞化の話や日本の教育は画一化しており悪であると…

富の未来 下巻

[概要] 富の未来の下巻。 文化の変遷、貧困問題と産業の波、先進国の動きについてまとめてある。 予測されていた未来と近い現実もあるため納得のいく部分はが多い。 富の未来 下巻 新品価格¥1,795から(2020/3/19 17:33時点)

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

[概要] 1995年までの世相から、社会の変化を予期するためにこれまでの社会の変化を緻密に分析した一冊。 特に社会保障の在りかたについての記載は面白かった。 政治に期待している人がどれだけいるのかはわからないが、期待が裏切られくすぶる思いを言語化し…

ポスト資本主義社会―21世紀の組織と人間はどう変わるか

[概要] 1990年代当時の社会情勢から2020年ごろの将来の様子を推定して書かれた一冊。 ドラッカー自身は2020年ごろには変化はひと段落しているといった体で書いているが、果たしてどれほどその通りにおりになっているのかは不明である。 ポスト資本主義社会―2…

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

[概要] 2000年前後に発表した論文を選んでまとめてある一冊。 これまでの社会の変化から、今後の変化を予測してあり、実際にその方向に社会が変化している節もあるように思う。 全く色あせていない内容であった。 日本に関する分析が多く、すべてに詳しいわ…

テクノロジストの条件

[概要] 古くは技術は存在せず、技能のみであった。 これは職人の技のように秘伝的に方法が散らばって存在しているだけであった。 しかし技能を体系的にまとめたことで技術として一般に普及させることが可能になった。 生産の中心は技能を持っていた人だけで…