[概要]
今後エネルギー業界に起こるイノベーションについて、技術面とそれらの技術を用いてどういった企業がどんな動きをしているかということがまとめてある本。
資金元など、どういうアライアンスであるかも把握できるため、エネルギー業界の金・モノ・技術を押し並べて理解できる一冊。
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[感想]
現在の日本は酷暑の中で節電要請が出ている。
結局日本の新電力も、発電設備を持たず電力を右から左に流すだけのブローカーばかりであり、そのせいで多くの新電力が倒産している。
今回これらの事例も主に電力の需要情報を取りまとめていたりする企業が多く、自社で発電設備を持っているものも少ないように思う。
時代が変化して持たなくても何かをできる時代がやってきており、優秀な人のスキルもネットで簡単に依頼することが出来る。
同じように設備を持たずに利益を得る方法を考えた結果かもしれないが、現実はなかなか難しいものが多い。
太陽光発電も自宅で簡単に設置自体は出来るものの、不確実性が大きい。
東京都は設置を推しているが果たしてどうなるのか不明である。
今後のエネルギー問題はさらにどうなっていくのかわからない。
今回のこの本の内容のように、資産を所有することなく済むかどうかはかなり怪しい。
どの業界にも言えることであるが、自社内で必要なものを持っているほうが最終的に強い気がする。
自分自身もレンタルがいいのか自分で保有するのがいいのか、特に家や車は慎重に決めたいと思う。