[概要]
サイバーエージェントの藤田晋がいかにしてアメブロを立ち上げ普及させたのかを書いている自叙伝。
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[感想]
現在はウマ娘も同様に長々と開発期間を経てからの大ヒットとなっており、時代は繰り返すのかなぁと思ってしまった。
そして今はアベマTVという念願叶ったメディア事業を行っている。
彼の念願はかなったのだろうか。
現状は赤字続きのはずである。
アメブロのようにいつの日か転換するときが来るのだろうか。
起業するとどうしても自分の会社を大きくして世間の評価を受けたくなるのかなと考えてしまった。
それだけ株主などからプレッシャーがあり、社員への責任を果たすためにも会社を大きくしていく必要があるのかなと考えた。
この本では金の巡りとかよりも本人の気持ちの変化などがたどられている。
実際に利益を上げるためにどういう駆け引きがあったのかなども気になるところである。
またユーザーの立場から考えるという事や組織に自分の考えをどう浸透させるか、組織の中の考え方をどう変えていくのかが当事者目線で書かれていたのが良かった。
そういったものをまとめた本もこれまで読んできたが、なかなか難しいところがあるのだろうと感じる。
