技術経営卒の書庫

自分が読んだ本について、内容を忘れないようにメモしていこうと思います。このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

理論

日本のものづくり2.0 進化する現場力

[概要] 中韓が製造業の分野で頭角を現し始めた2008年ごろ、今後の日本の製造業はどうあるべきかということを書いた本。 組織、品質、技術伝承、ブランド価値という大まかに4つの視点と事例紹介という内容になっている。 日本のものづくり2.0?進化する現場力 …

経営学入門[下]

[概要] 上に引き続いて、実際の大学の教科書に使われそうな基本事項がまとめてある。 こちらの本は研究開発や社内ベンチャー、成長戦略についてなど、より幅ひろいテーマが書いてある。 経営学入門[下](第2版) (日経文庫) 新品価格¥913から(2020/10/17 23:0…

経営学入門[上](第2版)

[概要] 作者のはじめに に書いてある通り、大学で習う経営学の基本的な事柄を中心に書いてある本。 組織論などでは言われてみれば当たり前のように思うないようもあるがそれでも学問的となると理解しにくい人がいるかもしれない。 経営学入門[上](第2版) (日…

実践図解MOTマーケティング入門

[概要] イノベーター理論を中心に、知財や研究開発など技術経営に携わる分野を広く分かりやすくまとめてある。 既存の研究などをまとめた部分は分かりやすい一方で、筆者自身の意見は論理性がないように感じる部分が多い。 基礎を学ぶにはちょうどいい。 実…

組織変革のビジョン

[概要] 組織に関する研究とそれがどういった内容か、大まかなテーマごとにまとめてある本。 実際に例を挙げて書いてあり、 こういう場面に対する研究成果としてはこういう回答があった。 というような流れになっている。 組織変革のビジョン (光文社新書) 新…

市場主義の終焉―日本経済をどうするのか

[概要] バブルが崩壊し10年後に書かれた、これまでの日本や今後の日本の在り方について考察した本。 いわゆる日本型の経済体制からアメリカ型に変化しようとする中で、市場主義ではない社会的思想について考えている。 市場主義の終焉?日本経済をどうするの…

企業の経済学

[概要] 経済学の入門書的な立ち位置の本。 いくつか難しい数式が出ており、そこがとっつきにくいが他は分かりやすい。 企業の経済学 (日経文庫) 新品価格¥8,260から(2020/8/25 00:44時点)

日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く

[概要] 競合他社と製品の同じ機能性や品質の向上で競うのではなく、新たな機能・体験を生み出すことで新たな顧客層(ブルーオーシャン)を開拓するための戦略などをまとめた本。 日本の事例を多く取り上げることで日本人に伝わりやすいように整えられてあるら…

なぜ新規事業は成功しないのか―「仮説のマネジメント」の理論と実践

[概要] 新規事業を行うにあたって、どういった点に気を付けるべきかをまとめた本。 あくまでも、仮説の立証のために方法論や目標の設定方法をまとめた本であり、アイデア創出や取捨選択の方法については書かれていない。 この本の内容を理解したうえでもう一…

イノベーションの誤解

[概要] イノベーションがどういう風に広まっていくのかという点とユーザーイノベーションはどういった人たちの間から生まれやすいのかの2点について研究しまとめた本。 他にも日本の技術神話などにも切り込んでいる。 イノベーションの誤解 新品価格¥1,980…

日本のものづくりの底力

[概要] 経営や技術経営に関するテーマの複数の論文・投稿をまとめた本。 ものづくりの現場、グローバル競争、価値づくりの複雑化、政府や金融機関の在り方などの点から考察が行われている。 日本のものづくりの底力 (Hitotsubashi business review b) 新品価…

創造経営の戦略

[概要] 知識社会、経験経済、創造的なワークプレイスなどのテーマを広く浅く網羅した一冊。 それぞれのテーマに関して学んでいきたいならちょうどよい配分であると思う。 創造経営の戦略 (ちくま新書) 中古価格¥1から(2020/6/30 22:24時点)

非連続イノベーションの戦略的マネジメント

[概要] 既存の事業とは別に新規に事業を行う難しさをイノベーションのジレンマと呼ぶことがあるが、日本の場合はどのようになっているのかを分析した本。 日本版の事例はまとめてあるが、個人的に既存の事業をそのまま育成することとの違いはわからなかった…

マッキンゼー 現代の経営戦略 2014年新装版

[概要] 1980年代のマッキンゼーでの経営戦略がまとまっている本。 今となっては古臭いかもしれないが、原点に返って物事を考えるにはちょうどいいかもしれない。 そしてどれだけの企業が、古臭い方法であれ戦略的に行えているのかということを考えるのも面白…

イノベーションの実践理論

[概要] SECIモデルや事業を行う場に着目して企業の事例を分析している。 事例のおかげで理論の意味が少し伝わりやすくなっているが、慣れないうちは理解が大変なように思う。 イノベーションの実践理論 (HAKUTO Management) 新品価格¥3,750から(2020/6/6 17…

経験経済

[概要] 農業・工業・サービス業からさらに分岐し、経験を売る産業や変革を提供する産業について考察している。 顧客と共にした時間に対して請求するのが経験産業であり、顧客が実際に達成した成果に対して請求するのが変革産業である。 [新訳]経験経済 新品…

情報産業論

[概要] IT機器の話などではなく、情報をもとに価値を産み出す産業への移行に対して企業がどういった戦略をとるのかや人々の生活はどのように変化していくのかをまとめた本。 ドラッカーやトフラーが好きな人ははまる内容であると思う。 情報産業論 (放送大学…

ドラッカーの遺言

[概要] ドラッカーの亡くなる半年前に行われたインタビューをまとめた一冊。 余白も多く、ページ数も少ないためドラッカーにしては読みやすい。 日本に対してのメッセージが多く記されている。 ドラッカーの遺言 (講談社BIZ) 新品価格¥2,480から(2020/5/3 1…

なぜ技術経営はうまくいかないのか―次世代の成長を生み出すマネジメント

[概要] 技術経営自体の否定ではなく、安易に答えを出す秘策として技術経営にすがることを否定している。 内容としては、経営者側はどうあるべきか技術者はどうあるべきかといったことや、目の前の技術だけでなく産業から考え新たな事業戦略の手を打っていく…

現代マーケティング―ICT時代の新しいコミュニケーション

[概要] 基本的なマーケティングのフレームワークやサービス業的視点からのオンライン上でのマーケティングの分析、オンラインを通じたマーケティングの実例などが載っている。 現代マーケティング?ICT時代の新しいコミュニケーション 新品価格¥3,520から(20…

ものづくり経営学―製造業を超える生産思想

[概要] 製品のアーキテクチャに着目して様々な業界について分析した本。 製造業だけではなく、サービス業も構造的に分析している。 内容は充実しているように思う。 ものづくり経営学?製造業を超える生産思想 (光文社新書) 新品価格¥1,320から(2020/3/29 14…

富の未来 上巻

[概要] ドラッカーのように、これまでの人類の変化から今後の進みゆく道を指摘している。 生産過程の同時性による問題や、今では当たり前な生産消費者の話題がこの本の中心になっている。 富の未来 上巻 新品価格¥1,330から(2020/3/5 18:32時点)

ポスト資本主義社会―21世紀の組織と人間はどう変わるか

[概要] 1990年代当時の社会情勢から2020年ごろの将来の様子を推定して書かれた一冊。 ドラッカー自身は2020年ごろには変化はひと段落しているといった体で書いているが、果たしてどれほどその通りにおりになっているのかは不明である。 ポスト資本主義社会―2…

技術マネジメント入門

[概要] 企業価値を高めるために、どのような手法で技術を用いていくのかをまとめている本。 有名な企業の事例が多く載っており、単純に事例集としても面白い。 値引き競争ではなく、付加価値を高める事業運営をするには技術マネジメントの考えは欠かせない。…

イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))

[概要] イノベーターの条件というタイトルながら、いかに経済的価値を得るか、マネジメントするかといった話はしていない。 基本的に歴史や政治体制の分析が描かれている。 そこから読み取れることは、時代の変革をイノベートするための条件である。 この本…

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

[概要] 経営学の中では古典的な内容としてポーターのフレームワークなどが定番となっている。 これらは数十年前に開発されたものであり、それ以降経営学として定番な研究は多くない。 この本は、ポーター以降の経営学の著名な発見をまとめて紹介してくれてい…

管理会計 実践入門

[概要] 大学院の授業で実際に使用した本。 管理会計には正解も作法もないが、その中でどういったロジックで考えるべきであるかといったことがまとめられていた。 管理会計 実践入門 (ベストプラクティス&ソリューション) 中古価格¥1から(2019/4/13 15:51時…

経済学的にありえない。

[概要] 経済学などでよく使われるような用語について、生活の中の出来事を例に解説している一冊。 過去に話題になった出来事など、経済学用語の意味合い的にはどうなのか?という視点で解説している。 経済学的にありえない。 新品価格¥1,620から(2019/1/20…

ゲーム理論 (図解雑学)

[概要] ゲーム理論の基本的なテーマについて、簡単な実例と図を交えて描いてある本。 高校レベルの数学が分かれば、図もあることもあり、非常に理解しやすい入門書であった。 ゲーム理論 (図解雑学) 新品価格¥2,000から(2019/1/20 18:50時点)