[概要]
アクティブに投資を行っても、どれだけ優れたファンドマネージャーが投資を行っても勝ち続けることは難しい。
であれば、手数料の安いインデックスファンドにコツコツ投資を行うのでもいいではないか。
簡潔に言うとこういう話であった。
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[感想]
個人的には敗者はなぜ敗者なのかという点、つまり安易なミスを連発することで負けにつながるという話が一番響いた。
現在も株式投資を行っているが、負ける回数を減らさなければとばかり考えてしまう。
その一方で、本来は安くなっている株を買うべきなのに、まだ上がりそうだからと上昇中の下部に目をつけて負けてしまう。
そういった考えの浅いところを見抜かれたように感じた。
ただ個人的には、組織に属していない以上、投資のルールは個人で決めることが出来る。
その利点を生かして、それと経済や投資の勉強をすることで今後もアクティブに行動していきたい。
もっともある程度の貯金はしながらであるが、いかにして負けを減らすのか、賞率の高い賭けを行うのかを考えるようにしようと思う。
この本では定年後に必要なお金を逆算していかにそれを獲得するのかという事も説いている。
言っていることはとても正しく、老後の2000万円問題といって日本でも少し前に話題になっている。
現在の私の投資はそういうことではなく、いかにして稼ぐのかが主になっている。
将来お金を手に入れて何がしたいのかも併せて考える必要があると改めて思った。
無理が出来るは若いうちだけで、それはお金に限った話ではないからである。